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ガス事業法施行規則昭和四十五年通商産業省令第九十七号

第79の14条(体制の整備等)

法第五十四条の八第一項の規定により一般ガス導管事業者が講じなければならない体制の整備その他ガス供給事業者間の適正な競争関係を確保するために必要な措置は、次に掲げる要件(その一般ガス導管事業に係るガスメーターの取付数が三十万個未満の一般ガス導管事業者にあつては、第一号、第二号及び第十一号から第十五号までに掲げる要件を除く。)を満たすものでなければならない。 一 次の表の上欄に掲げる業務の用に供する室は、それぞれ同表の下欄に掲げる業務の用に供する室と区分するものであること。 イ 当該一般ガス導管事業者(特別一般ガス導管事業者に該当するものに限る。この項の下欄において同じ。)の業務 当該一般ガス導管事業者の特定関係事業者の業務(当該一般ガス導管事業者がその特定関係事業者から受託する業務を除く。) ロ 当該一般ガス導管事業者(特別一般ガス導管事業者に該当するものを除く。以下この項において同じ。)の託送供給の業務その他その一般ガス導管事業の業務(非公開情報(当該一般ガス導管事業者が営む託送供給の業務に関する公表されていない情報であつて、ガス小売事業又はガス製造事業に影響を及ぼし得るものをいう。)を取り扱わない業務を除く。) 当該一般ガス導管事業者のガス小売事業若しくはガス製造事業に係る業務(託送供給の業務その他その一般ガス導管事業の業務を行う部門が実施する業務を除く。)又はその関係事業者の業務(当該一般ガス導管事業者がその関係事業者から受託する業務を除く。) 二 託送供給の業務を行う部門(以下この条及び第百二十七条の三において「託送供給部門」という。)に非公開情報(当該一般ガス導管事業者が営む託送供給の業務に関する公表されていない情報であつて、ガス小売事業又はガス製造事業に影響を及ぼし得るものをいう。以下この条において同じ。)の管理の用に供するシステムとして次に掲げる要件(当該システムを当該一般ガス導管事業者のガス小売事業又はガス製造事業に係る業務を営む部門及び当該一般ガス導管事業者の関係事業者(特別一般ガス導管事業者にあつては、その特定関係事業者。第十二号において同じ。)と共用しない場合は、イ及びロに掲げる要件を除く。)を満たすことが確保されたものを構築するものであること。 イ 託送供給の業務の用に供する目的以外の目的のために非公開情報を取り扱うことができないものであること。 ロ 必要に応じて区分された非公開情報ごとに、それぞれ当該区分された非公開情報を利用し、又は提供するために入手することができる者として特定された者のみが当該情報を入手することができるものであること。 ハ 当該システムを使用して非公開情報を入手した者を識別することができる事項、当該者が入手した非公開情報の内容及び当該非公開情報を入手した日時を記録し、これを保存するものであること。 三 託送供給の業務に関して知り得た情報その他その一般ガス導管事業の業務に関する情報の入手、利用、提供その他の当該情報の取扱いについて、これを適正なものとするために当該一般ガス導管事業者の役員(取締役、執行役、理事又はこれらに準ずる者をいう。この号、次号、第六号及び第七号並びに第百二十七条の三第一項第三号、第四号、第六号及び第七号において同じ。)及び従業者(役員及び従業者であった者を含む。第七号並びに第百二十七条の三第一項第三号、第四号及び第七号において同じ。)が遵守すべき規程を作成するものであること。 四 前号の規定により作成する規程を遵守させるため、当該一般ガス導管事業者の役員及び従業者に対し必要な研修を実施するものであること。 五 託送供給の業務に関して知り得た情報その他その一般ガス導管事業の業務に関する情報の管理責任者(次号及び第七号において「情報管理責任者」という。)を置くものであること。 六 情報管理責任者は、当該一般ガス導管事業者の役員をもってこれに充てることとするものであること。 七 情報管理責任者をして、第三号の規定により作成する規程が当該一般ガス導管事業者の役員及び従業者によって遵守されるよう、託送供給の業務に関して知り得た情報その他その一般ガス導管事業の業務に関する情報の取扱いを管理させるものであること。 八 託送供給部門をして、託送供給の業務について、当該一般ガス導管事業者とガス小売事業者又はガス製造事業者(当該一般ガス導管事業者のガス小売事業又はガス製造事業に係る業務を営む部門を含む。)との取引及び連絡調整の経緯及びその内容(この号及び次条において「取引及び連絡調整の経緯等」という。)を記録し、これを保存するものであること。 ただし、その取引及び連絡調整の経緯等が軽微なものであるときは、この限りでない。 九 法令等(法令、法令に基づく行政官庁の処分又は約款若しくは業務規程その他の規則をいう。以下同じ。)を遵守するための体制の確保に係る責任者(以下「法令遵守責任者」という。)を置くものであること。 十 法令遵守責任者をして、託送供給の業務その他その一般ガス導管事業の業務が法令等に適合することを確保するための規程及び計画を整備し、及び運用すること並びにその業務執行の状況の監視(次条において「法令等を遵守するための体制の整備等」という。)を行わせるものであること。 十一 当該一般ガス導管事業者の託送供給の業務その他その一般ガス導管事業の業務の実施状況を監視する部門(以下この条において「監視部門」という。)を託送供給部門とは別に置くものであること。 十二 監視部門は、当該一般ガス導管事業者のガス小売事業又はガス製造事業に係る業務を営む部門及び当該一般ガス導管事業者の関係事業者から独立した組織であること。 十三 監視部門をして、託送供給部門における託送供給の業務に関して知り得た情報その他その一般ガス導管事業の業務に関する情報の取扱いが適正であるかどうかについて監視させるものであること。 十四 監視部門をして、託送供給の業務その他その一般ガス導管事業の業務の運営及び内容について、法令等を遵守するものであるかどうかについて監視させるものであること。 十五 監視部門をして、前二号の規定により行わせた監視の結果を取締役会その他の業務執行を決定する機関に報告させるものであること。 2 前項第二号ハ及び第八号の規定による記録の保存期間は、五年間とする。