動力消防ポンプの技術上の規格を定める省令昭和六十一年自治省令第二十四号
第3条(一般構造及び機能)
動力消防ポンプの一般構造及び機能は、次の各号に適合するものでなければならない。 一 使用中又は走行中若しくは搬送中において、振動等により構造又は機能に異常を生じないこと。 二 回転部分及び高温となる部分のうち操作する人が触れるおそれのある箇所は、危害防止のためカバーを設ける等の措置が講じてあること。 三 操作又は点検する人が触れるおそれのある部分は、機能上鋭角にする必要がある場合を除き、危害防止及び強度保持のために必要な措置が講じてあること。 三の二 充電部のうち、外部から容易に人が触れるおそれのある部分は、十分に保護されていなければならないこと。 四 ポンプの揚水操作、放水圧力の調整等を自動的に行うことのできるものにあつては、その機能が確実に作動するものであり、かつ、予備的な操作装置を有するものであること。 五 電気配線、電気端子、電気開閉器その他電気部品は、湿気又は水により機能に異常が生じないよう措置されていること。 六 動力消防ポンプには、その機能に有害な影響を及ぼすおそれのある附属装置を設けてはならないこと。 七 ポンプの吸水口又は放水口に使用する結合金具は、消防用ホースに使用する差込式又はねじ式の結合金具及び消防用吸管に使用するねじ式の結合金具の技術上の規格を定める省令(平成二十五年総務省令第二十三号)の規定に適合するものであること。 八 ポンプ(ポンプの級別がD―一級及びD―二級のもの並びに大容量泡放水砲用消防ポンプ自動車及び大容量泡放水砲用可搬消防ポンプ(以下「大容量泡放水砲用動力消防ポンプ」という。)を除く。)の吸水口は、ストレーナを取り付けることができる構造であること。 九 可搬消防ポンプ(大容量泡放水砲用可搬消防ポンプを除く。)の乾燥質量(燃料、潤滑油、冷却水その他の液体及び電動機駆動用の蓄電池を全て取り除いた場合の総質量をいう。)は、百五十キログラム以下であること。 十 ポンプの圧力計測装置は、次に掲げるところによること。 イ JIS(産業標準化法(昭和二十四年法律第百八十五号)第二十条第一項の日本産業規格をいう。以下同じ。) B七五〇五―一(アネロイド型圧力計―第一部:ブルドン管圧力計)の一・六級又はこれと同等以上の精度を有するものであること。 ロ 夜間でも読み取ることができるものであること。 ハ 指示圧力値が安定しており、かつ、明確に読み取ることができるものであること。 アナログ式の圧力計測装置にあつては、連続放水運転中における指針の振れ幅が、当該圧力計測装置の圧力範囲の上限値の五パーセント(可搬消防ポンプにあつては、十パーセント)以内であること。 ニ ポンプの放水側には、通常の使用状態(放水口を閉じた状態を含む。以下同じ。)における最高圧力以上の圧力を測定することができる圧力計測装置が設けられていること。 ホ ポンプ(ポンプの級別がD―一級及びD―二級のものを除く。)の吸水側には、マイナス〇・一メガパスカルから一・五メガパスカル(可搬消防ポンプにあつては、〇・五メガパスカル)までの範囲を超える圧力を測定することができる圧力計測装置が設けられていること。 十一 内燃機関及び電動機を併用するものにあつては、内燃機関又は電動機への切替えに際して、その機能に有害な影響を及ぼすおそれがないこと。